COLOR and TEXTURE DESIGN – 色・柄
下生地・刺繍・金彩加工・合わせ生地...
配色と加工デザインは、あらゆる研究と経験から養った知見をベースにものづくりに落とし込んでいます。
お姫様の重ね衣装の配色・お姫様とお殿様の配色、それぞれ入念に作り込んでおります。
SHAPE DESIGN – カタチ
お姫様・お殿様ともに、前から見ると重心の低い正三角形を描くよう形どっています。
手を長くし、重心を低くすることで落ち着きのある安定感と、高級感を醸し出します。
MATERIAL DESIGN – 素材
極力、自然物を使用するように努めております。
胴は藁、手は木製、石帯(殿のベルト部分)には玉(中国産の宝石)を使用。
※お殿様の石帯の玉は実際に中国から取り寄せた本物の玉です。
なお、木製の手の先(爪部分)は薄橙色に塗りを施しています。
血色の良さ・より活き活きとした美しさを表現しています。
SPECIAL METHOD – 1. 御引直衣
変わり雛として、お殿様が裾の長い着物を着ている「御引直衣(おひきのうし)」を再現した、一風変わった雛人形も製作しています。
※「御引直衣(おひきのうし)」は、実際に天皇の平服として、また即位礼時に召される衣装として用いられるもので、有職故実に基づいて製作しています。
SPECIAL METHOD – 2. 切り貼り
変わり雛として、2種類の生地を縫い合わせて作る「切り貼り」によって一風変わった雛人形も製作しています。